シカゴ引け後に今朝方発表された5/8時点のクロッププログレスは、コーン作付進捗率は、64%(前年69%、平年50%)、発芽率は27%(前年23%、平年17%)となりました。昨晩のシカゴコーンは、急落、4月半ば以来の安値を付けました。需給報告発表を控えたポジション調整の売りが出ました。
7月きりは8.50セント安の369.00セントで引けました。
今夜需給報告発表がありますが、2016/17年度の米国産トウモロコシの期末在庫はロイター予想平均22.94億Buとなっており、新穀はかなり需給緩和がすすみそうです。また、2015/16年度の期末在庫予想平均は18.41億Buと引き下げられる見通しです。
新穀期末在庫のアレンデール予想は21.36億Bu、FCストーンは22.63億Bu、RJ.オブライエンは25.15億Bu、農産物アナリストの会は、24.70億Buとなっています。
新穀の数字が初めて示されますが、いずれにしてもアウトルック見通しの19.77億Buを大きく上回り、弱材料となりそうです。USDA需給報告は深夜1時頃発表予定です。
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米国穀物レポート160413