日銀マイナス金利を解除、17年ぶりの利上げ

本日の日銀金融政策決定会合では、マイナス金利が解除され、17年ぶりの利上げとなった。同時にYCCの撤廃やETF、JREITの買い入れを終了とした。これを受けてドル円は149台後半まで一気に値を飛ばした。15:30からの植田日銀総裁の記者会見に注目が集まるが、連続利上げはなさそうか。

米CPIは前年比+3.2%と予想を上回る。

昨晩発表された米消費者物価指数は、前年比+3.2%増と予想3.1%を上回った。強めのCPI を受けてドル円は148円台を乗せる場面もあったが、長続きはせず、147円台へ押し戻された。中身的に変動の激しいガソリン価格や遅行の住居費の上昇の影響が大きく、弱気ととらえる見方もあった。米利下げに関しては今のところ早まる気配はなく、6月以降との見方が大勢を占めている。

強くない米雇用を受けてNY金は高値更新

週末米労働省から発表された2月の米雇用統計は、NFP27.5万人増と予想を上回った。ただ前月は35.2万→22.9万人増、前々月33.3万→29万人増と大幅下向き改定。2月の失業率は、前月比+0.2%の3.9%と悪化。平均時給は34.57ドルと伸び悩んだ。前月と前々月数字が大幅下方修正され、NFP がよかったものの実際は弱い内容であった。弱気の米雇用統計を受けてNY金4月限は一時2203ドルまで上昇。米労働市場の減速から、米利下げ観測がそろそろ高まるかな。そしてNY金の上昇は続きそうだ。

メキシコCPI+4.4%に鈍化

昨晩発表された2月のメキシコ消費者物価指数は前年比+4.4%と前月の4.88%から鈍化した。政府のインフレターゲット目標2-4%にやや近づいたといえる。メキシコ中央銀行も今後数回の会合で利下げを検討することになりそうだ。メキシコ円も8.80円前後で高止まりが続いているが、日銀利上げ観測の高まりなどでやや調整が入りそうか。

米CPIは予想を上回る前年比+3.1%増。

昨晩22:30に米労働省から発表された米国のCPI(消費者物価指数)は前年比+3.1%増と前月からから伸びが鈍化したものの、予想+2.9%増を上回る強い数字となった。コアCPIも前年比+3.9%増と予想+3.7%増を上回り、ますます米利下げ開始期待が遠のいた。これを受けてドル円は150円台半ばまで値を飛ばした。一方NY株式は、一時700ドル超の急落となった。3/20FOMCでの米利下げはほぼ無くなったといえる。5/1会合でも利下げは厳しそうな感じかな。

メキシコ政策金利11.25%に据え置き

本日早朝4:00のメキシコ政策金利発表は、11.25%に据え置きとなった。昨晩のメキシコCPIの発表は前年比4.88%と3ヵ月連続の上昇となり、ほぼ予想通りの結果となった。野菜などの食品上昇が影響している。コアインフレ率は前月比+0.40%と前月から低下。足元のPPI やコアインフレ率は落ち着いてるので3月の利下げが米国に先んじてありそうだ。メキシコ円も8.700円前後で堅調に推移、目先はドル円もしっかりとしているので底堅い動きとなりそうだ。ただ今年後半は、米国大統領選挙を控え、トランプリスクで一波乱ありそうか。

強気の米雇用統計を受け、ドル高進行

週末22:30に米労働省から発表された米雇用統計は、予想外に強い結果となった。1月のNFP は35.3万人増と予想18万人増を大幅に上回り前月21.6→33.3万人増、前々月分17.3→18.2万人増と大幅上方修正。平均時給は34.55ドルと前月比0.6%増とかなりの上ブレとなった。24時のミシガン大学消費者信頼感指数確報値は79.0と速報値から上方修正。これらを受け米国早期利下げ観測がますます後退し、3/20の利下げ確率も20%まで落ち込み、米金利の高止まり長期化観測からドル高進行となった。ドル円は再び148円台半ばまで上昇、NY金は売られた。

米GDP速報値は年率換算+3.3%増予想を上回る

昨晩発表された2023年第4四半期の米GDP速報値は、年率ベースで+3.3%と減速ながらも予想を上回り堅調な数字となった。ドル円は大きな反応はなし。月末のFOMC声明待ちで様子見ムードが漂う。トルコ中央銀行は、予想通り政策金利である1週間物レポレートを42.5→45.0%に利上げ、しかし、トルコ円は4.85円前後で低迷のまま。

ミシガン大消費者信頼感は78.8と上振れ

先週末に発表されたミシガン大学消費者信頼感速報値は、78.8と予想を大きく上回りました。前日の米小売売上高に続いて堅調な数字となりました。米早期利下げ観測がさらに後退し、3/20の利下げ確率は50%割れとなりました。今週は日銀金融政策決定会合後の総裁会見に注目ですが、現状変化なしで通過すればドル高円安が再度進行しそうです。

米小売売上高は堅調

昨晩、米商務省から発表された12月の米小売売上高は、前月比+0.6%増と予想+0.4%増前回0.3%増を大きく上回りました。これを受けて米10年債利回りが4.12%まで上昇、3/20の利下げ確率が50%台まで低下、ドル高が進行しました。ドル円は一時148円台半ばまで値を飛ばしました。米国の雇用も消費も堅調地合いが続き、前日のウィラーFRB理事発言、米小売売上で米国の早期利下げ観測が遠のきつつあります。NY金2月ぎりも前日比-23.7ドルの2006.5ドルとなり、売り優勢となりました。