昨晩21:30の米雇用統計では、NFPが17.5万人増と予想24万人増を下回り、平均時給も34.75ドルと伸びが鈍化した。これを受けて9月の米利下げ期待が急上昇、ドル安円高の動きとなり、一時151円台まで値を沈めた。年内の利下げ回数も9月と12月の2回に高まった。日銀の介入で相場が崩れたところに追い打ちとなり、目先ドル円も軟調な展開が予想される。
日銀マイナス金利を解除、17年ぶりの利上げ
本日の日銀金融政策決定会合では、マイナス金利が解除され、17年ぶりの利上げとなった。同時にYCCの撤廃やETF、JREITの買い入れを終了とした。これを受けてドル円は149台後半まで一気に値を飛ばした。15:30からの植田日銀総裁の記者会見に注目が集まるが、連続利上げはなさそうか。