アウトルックフォーラム、コーン作付9000万エーカー、期末在庫19.77億Buに増加

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25-26日のUSDA農産物展望会議(アウトルックフォーラム)では、2016/17年度の米国コーン期末在庫が今年度の18.37億Buから19.77億Buに増加と予想、コーンの作付面積を前年比+200万増の9000万エーカーとし、生産高見通しを前年比+2.24億の138.25億Bu、単収を前年比-0.4Buの168Buと予想しました。
大豆期末在庫は、前年並みの4.4億BU、作付面積は8250万エーカーとしました。米国小麦の在庫率が49.3%と積み上がっており、農家は小麦をやめてコーンを増やすようです。
数字を見る限り、コーン弱気、大豆は中立ですかね。
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EIA週間石油統計、ガソリン在庫が減少、原油在庫、クッシング在庫が増加

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EIAは昨晩、週間石油統計(2/19時点)を発表しました。原油在庫が前週比350万2000バレル増加の5億0760万7000バレル、ガソリン在庫は前週比223万6000バレル減少の2億5645万7000バレル、留出油在庫は前週比166万バレル減少の1億6071万5000バレルとなりました。原油受け渡し場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫は6506万6000バレルと、前週比33万3000バレル増加し過去最高を更新しました。
ガソリン在庫が予想以上に減少したことが好感されましたが、原油在庫、クッシング在庫は史上最高のじゃぶじゃぶです。
クッシング在庫は5年平均をなんと58%も上回っています。
ここにきてイランのザンガネ石油相がサウジアラビアなど4カ国非公式会議が提案した増産凍結について「話にならない」と発言、サウジアラビアのヌアイミ石油相が「減産は不要」と表明、WTIは一時30.56ドルまで沈み込みました。
イラン、イラクが増産意欲を見せる中、増産凍結が守られるのか、懐疑的な見方も多いようです。
米石油在庫もタンクがほぼ満タンで世界中への輸出を狙ってるでしょうか。
またフィッチは、今年の原油価格見通しをバレル当たり35ドルと従来予想から10ドル引き下げました。

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SPDR金ETFが激増

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週明け22日のニューヨークの金先物相場は、4営業日ぶりに反落となろました。中心限月4月物は前週末比-20.70ドル安の1オンス=1210.10ドルで終了。アジア、欧州株、米国株が買いが戻り、NY株式が200ドル以上の急騰でリスクオンムードとなり、安全資産の金は売られました。ただ1200ドル近辺では押目買いが入りました。
世界最大の金ETFであるSPDR金ETF残高は、752.29トンと昨年末から約110トン増加でここ3営業日で約42トンも激増しています。
NY金も1200ドル近辺では押目買いが入るようです。
今週の安いところは東京金も買っていきましょう。
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EIA週間統計は、原油、ガソリン、クッシング在庫とも過去最高更新

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EIA週間石油統計(2/12時点)
                             前週比
原油    5億0410万5000バレル   214万7000バレル増加
ガソリン  2億5869万3000バレル   303万6000バレル増加
留出油   1億6237万5000バレル   139万9000バレル増加
クッシング原油  6473万3000バレル    3万6000バレル増加

史上最高のじゃぶじゃぶです。
受け渡し場所のクッシング原油在庫は5年平均をなんと57%も上まわっています。
原油在庫は5年平均を29.5%、ガソリン在庫は、18.5%上回っています。
そろそろタンクから溢れてきそうですね。

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WGC金需給報告、供給サイドの落ち込みで需給は改善

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2015年10-12月期
鉱山生産高前年同期比-2%の824.8トン。
スクラップ前年同期比-12%の227.4トン
中央銀行など公的機関の買い越し前年同期比25%増の167.2トンで2015年通年では588.4トンと前年並み。
投資需要が前年同期比15%増の194.6トン
宝飾需要は前年同期比1%減の671.4トン
テクノロジーは前年同期比7%減の84.5トン
ETF需要は-68.9トン

2015年4Q計
供給 1037.1トン
需要 1080.4トン
差し引き 43.2トンの供給不足。

2015年通年
供給 4258.3トン(前年比-155.6トン)
需要 4252.6トン(前年比-5トン)
差し引き 5.7トンの供給過剰。
前年の156.2トンの供給過剰から改善される。鉱山生産が前年から45.7トン増加したが、鉱山会社のヘッジが前年+103.6→2015年-20.8に、スクラップが前年から76.9トン減少の落ち込みによる。需要合計はほぼ横ばい。
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OPEC増産、、ガソリン、クッシング在庫が過去最高更新

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昨晩のニューヨーク原油は6営業日続落となりました。WTI3月ものは前日比1.24ドル安の26.21ドルで終了。EIA週間石油統計のクッシング在庫の増加や、OPECの1月の産油量が増加したことや、世界経済の先行き不透明感などが嫌気されました。今週のOPEC月次報告によると1月のOPEC産油量は日量3233.5万バレルと前月から13万バレル増加となりました。イランが前月から日量+3.81万バレル(288.7→292.5万バレル)、イラクが前月から日量+6万バレル(432.4→438.4万バレル)、ナイジェリアが前月から日量+7.4万バレル(179.5→186.9万バレル)、サウジアラビアが前月から日量+4.42万バレル(1004.7→1009.1万バレル)と、協調減産が叫ばれる中、OPEC主要国は増産しています。EIA週間石油統計(2/5時点)によるとガソリン在庫が2億5565万7000バレル(前週比+125万8000バレル増)と過去最高更新、クッシング原油在庫が6469万7000バレル(前週比+52万3000バレル増)と過去最高更新、原油在庫がやや減少したものの相変わらず5億バレルの大台を超えています。また、ゴールドマン・サックスによると、需給が均衡を回復する水準を探る動きが価格をより荒くさせるため、原油価格はバレル当たり20ドル以下へ下落する可能性を示唆しています。
そいて、今後の見通しですが、絶好調のイラク産油高や、イランの制裁解除後の輸出増加観測、過去最高水準の米石油在庫が輸出解禁で今後ガンガン放出されることなど鑑みますと、じゃぶじゃぶから洪水に、2001年以来の20ドル割れに向かってるものと思われます。よって原油、ガソリンなどは戻り売り方針で。
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USDA需給報告、南米生産高大幅引き上げ。

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USDAが昨晩発表した穀物需給報告によると、2015/16年米国コーン期末在庫を3500万Bu上方修正して18.37億Buとし、ロイター予想平均の18.09億Buを上回りました。エタノールが2500万Bu上方修正されましたが、輸出が4ヶ月連続引き下げ、5000万Bu下方修正されました。
世界需給では、2015/16年世界コーン期末在庫は2.088億トンにわずかな下方修正されましたが、予想平均の2.080億トンを上回りました。
ブラジル・コーン生産高見通しを8400万トンとし、前月見通しから+250万トン上方修正、アルゼンチンは2700万トンで、前月見通しから140万トン上方修正しました。前月大幅下方修正の大干ばつの南ア生産高は前月からさらに100万トン下方修正となりました。
輸出減で米国期末在庫の上方修正、南米豊作が弱材料。
また小麦の需給緩和で、今年の作付見通しがコーン増、小麦減となっていることも圧迫要因で、フェブラーブレイクの安値を見極め、ただ目先の本格上昇は難しそうだ。

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米雇用統計失業率4.9%、平均時給25.39ドル

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米労働省が週末発表した米雇用統計によると、失業率は4.9%と前月の5.0%から低下。非農業部門雇用者数は15万1000人の増加で事前予想は19万人増を下回りました。前月は26万2000人増と速報値の29万2000人増から下方修正、過去12ヶ月の数字は改定されました。 平均時給は25.39ドルと前月比0.5%上昇で予想を上回りました。
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雇用統計の結果を受けて瞬間東京金は売られましたが、北朝鮮情勢で買われました。

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米国穀物レポート
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EIA週間石油統計、原油在庫は5億バレル超、ガソリン在庫も過去最高

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EIAが昨晩発表した週間石油統計(1/29時点)によると、原油在庫が4週連続増加で前週比779万2000バレル増加 の5億0271万2000バレル、ガソリン在庫が前週比593万8000バレル増加の2億5439万9000バレル、留出油在庫は前週比77万7000バレル減少の1億5969万5000バレルとなりました。
クッシング原油在庫は6417万4000バレルと、前週比74万7000バレル増加となりました。
原油が5億バレル超え5年平均を約30%上回っています。ガソリン在庫、クッシング在庫が共に過去最高を更新しました。
じゃぶじゃぶですね。
ISM非製造業PMI53.5に悪化
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再びWTI30ドル割れ

昨晩のニューヨーク原油は大幅続落、WTI3月ものは前日比1.74ドル安の29.88ドルで終了。再び30ドルを割り込みました。
原油在庫の増加見通しや、ロシアの1月の原油生産量が旧ソビエト崩壊後の過去最高を記録したことなどが圧迫しました。ロシア・エネルギー省によると1月のロシア原油生産は前月比+0.7%増の日量1087万8000バレルとしました。OPEC月次報告によると2016年のロシア原油生産高見通しは日量1074万バレルと前年から5万バレル減少の見通しとなっていました。またゴールドマンサックスによると、協調減産は全くありそうもないとしています。 OPECによると世界全体日量194万バレルの供給過剰としていますが、イラクやロシアの増産、イランの制裁解除後の輸出増加観測でじゃぶじゃぶ感拭いえず、2001年以来の20ドル割れに向かってるものと思われます。原油関連などは売り方針で。
wti203
OPEC国別産油
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