USDA需給報告、米国コーン生産高は下方修正だが、

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昨晩USDAから発表された穀物需給報告によると2015/16年米国コーン生産高は、イールドが引き下げられ、136.01億Buと5300万Buの下方修正となりました。2015/16年期末在庫は、食品・工業用を1000万Bu、輸出を5000万Buそれぞれ引き下げ、18.02億Buに+1700万Buの上方修正となり、ロイター予想平均17.85億Buを上回りました。
作付面積は8799.9万エーカーに40万エーカー下方修正も収穫面積はほぼ変わらずとなりました。
同時に発表された四半期在庫報告(12/1時点)は112.11605億BUと前年同期とほぼ変わらず、ロイター予想平均112.37億Buを下回りました。2015/16年度世界需給は、世界コーン生産高が9.6793億トンと-593万トンの下方修正となりました。南米は据え置き、ウクライナ生産高が+50万トン(1300→1350万トン)引き上げられましたが、中国が-42万トン(22500→22458万トン)引き下げ、ロシアが-50万トン(1350→1300万トン)引下げられました。そして南アが歴史的たな干ばつの影響で-400万トン(1200→800万トン)と大幅に引き下げられ、大きな修正となりました。2015/16年世界コーン期末在庫は2.0893億トンに前月から-291万トンの下方修正、ロイター予想平均の2.1251億トンを下回り、強い数字となりました。ただ2年連続の期末在庫の2億トン超であることに変わりありません。
またアルゼンチン輸出高が前月から+50万トン(1700→1750万トン)、ブラジル輸出高が引き続き前月から+100万トン(3400→3500万トン)上方修正され、前年比ではなんと+1309万トン増加となっています。ますます米国産輸出高を削ぎ落としていっています。
米国産の生産高が下方修正されたものの、米国期末在庫は上方修正され、材料的には相殺、世界期末在庫が2.0893億トンに下方修正、予想平均2.1251億トンを下回り強気だが、需要面の米国産輸出は、やはり南米産やウクライナ産との競争にさらされ、南米輸出が上方修正、米国産輸出は下方修正と、シェアは食われまくりです。
東京コーン先限も年明け1/8安値22270円をつけ、下値探りが続いています。売られ過ぎ感から、売り込みにくいところで目先は自律反発局面も期待できますが、本格上昇とはなりそうになく、フェブラリーブレイクのもう一段安があるかもしれません。長期展望、アウトルックが出て2016/17年産が言い言いされる頃になれば、ムードも変わるでしょうか。

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