WGCが先週末発表した「ゴールドデマンドトレンズ3Q2015」によると、2015年7-9月期の世界金需要は前年同期比8%増の1120.9トンとなりました。前期の4-6月期の世界金需要は6年ぶり低水準でした。バーとコイン需要は、前年同期比33%増の295.7トン、ジュエリー需要も6%増の631.9トンとなりました。コンサマーデマンドは、インドが前年同期比13%増、中国も同13%増でした。
中央銀行などの金需要は7-9月期、前年同期比3%減の179.5トン(5年平均126.1トン)でした。
ロシア中銀は、金準備を77.2トン拡大。ロシア中銀の1-9月期上半期の金買い越しは144トンとなりました。中国人民銀行も7-9月期、金準備を50.1トン増加させました。
ETF需要は-65.9トンの減少となり、マイナス幅が前期から拡大しました。
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