トルコ大幅利上げでリスクオンが戻る


Torukokinnri
Argaika
先週末の新興国の経済不安の高まりは、アルゼンチンペソ急落が波及して、リスク回避の売りが株、石油などリスク資産に殺到した。
自国の通貨の防衛に中央銀行の介入に頼るアルゼンチンだが、昨年12月に外貨準備が305億ドルまで減少。外貨準備高の減少を懸念する中銀が、ペソ買いドル売りの為替介入をしづらい状況下で投機筋の売りの餌食となった感がある。
すばやく手を打ったのはトルコ中銀で政策金利となる1週間物レポ金利を4.5%から10%に引き上げると今朝発表、一気の大幅利上げでリスクオンの動きとなり、本日の日経平均も400円がらみの急反発となりました。
Dorukabu

南ア白金鉱山会社の生産高シェア


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南ア最大の鉱山労組であるAMCUは、本日から予定通りアンプラッツ、インパラ、ロンミンのストライキを行うとしている。
この大手3社の生産高は南ア全体の生産高の72%を占める。裁判所が中止命令を出してはいるが、かなりの生産に影響がありそうだ。もともと世界経済回復期待で自動車、ディーゼルの触媒需要が増加見通しであり、ますますタイト感が強まりそうだ。東京白金先ぎりの5000円台のせは、近いだろう。

USDA需給報告


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  週末にUSDAが発表したコーンの穀物需給報告によると、2013/14年度米国コーン期末在庫を前月比-1億6100万の16億3100万Buと発表しました。上方修正予想の平均18億4400万Buを下回って強気のサプライズとなりました。
生産高が6400万Buの下方修正、需要項目の飼料その他が(5200→5300)+1億Buの上方修正。
エタノール向けは(4950→5000)+5000万Buの上方修正となりました。
これを受けてシカゴコーンも急反発となりました。
 世界需給ではアルゼンチン生産高を前月から100万トン引き下げ、中国生産高を600万トン引き上げとしましたが、世界期末在庫は1億6023.2万トンに222.7万トンの下方修正となりました。

米雇用統計


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  昨晩米労働省から22:30に発表された非農業部門雇用者数は、12月7万4000人増と市場予想(19万7000人増)を大幅に下回りました。先月は24万1000人増に上向き改定されました。なお失業率は前月比-0.3%の6.7%と量的緩和解除の目安である6.5%に大きく近づきました。6%台は2008年11月以来の5年ぶりのことです。この瞬間為替は乱高下となりました。評価はは分かれるところですが、、ややネガティブ反応でしょうか。
Doruen

SPDR金ETF


Kinetf
世界最大の金ETFであるSPDR金ETF(NY)は、残高減少に歯止めがかからず、12/30に800トン割れとなり、
7日現在794.62トンとなっています。NY金価格とETFの残高推移には高い連動性があり、年末に一時1200ドル割れとなりました。今年も米国金融政策の量的緩和が縮小されはじめ、利上げの匂いがしてくればますます金は売られやすくなりそうです。