
USDAのベースライン予測によると、トウモロコシの2012/13年度の作付面積は9400万エーカーとなり、戦後最大となる見通しです。
作付け面積の予測は、今年度の9190万エーカーを大きく上回り、単収見通しは164Bu、生産高見通しは142億3500万Buで、今年度の2月見通し147.2Bu、123億5800万Buを大きく上回りました。あくまで現時点での予想で、今年このとおりになるかどうかはわからず、イールドの164Bu確保も難しいとは思いますが。 大豆作付けが減ってコーンに回る感じですかね。


昨晩USDAから発表された需給報告では2011/12年度の米国コーン期末在庫を-4500万Bu下方修正して8億100万Buとしました。輸出が17億Buと+5000万Bu上方修正しました。
なお、アルゼンチンの生産高見通しは前月報告比-400万の2200万トンに下方修正され、輸出も1400万トンに前月報告から-350万下方修正されました。世界期末在庫は1億2540万トンに下方修正されました。
先月この数字なら下がらんかったでしょう。
シカゴは、強気数字ながらも予想通りでノーサプライズ、事実売りに押されました。