WGC金4半期需給報告


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先週発表された金需給報告では、2011年通年の公的機関の金の購入が439.7トンと前年に売却から購入に転じてからも勢いづいている。ETF需要も通年では前年から213トン減少するものの4半期推移では回復傾向。
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2011年のバー需要は前年比+260.2トンの1159.1トンとETFの落ち込みを完全にリカバーしています。またこのところの各国の金融緩和政策による過剰流動性で、相対的に金価格の上昇は、必然で今年中に、2000ドルの大台へトライしてくる場面もあってもおかしくはないでしょう。同様に国内金も5000円の大台に向けてチャレンジする年になりそうです。

コーン長期予測

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USDAのベースライン予測によると、トウモロコシの2012/13年度の作付面積は9400万エーカーとなり、戦後最大となる見通しです。
 作付け面積の予測は、今年度の9190万エーカーを大きく上回り、単収見通しは164Bu、生産高見通しは142億3500万Buで、今年度の2月見通し147.2Bu、123億5800万Buを大きく上回りました。あくまで現時点での予想で、今年このとおりになるかどうかはわからず、イールドの164Bu確保も難しいとは思いますが。 大豆作付けが減ってコーンに回る感じですかね。

USDA需給報告

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昨晩USDAから発表された需給報告では2011/12年度の米国コーン期末在庫を-4500万Bu下方修正して8億100万Buとしました。輸出が17億Buと+5000万Bu上方修正しました。
なお、アルゼンチンの生産高見通しは前月報告比-400万の2200万トンに下方修正され、輸出も1400万トンに前月報告から-350万下方修正されました。世界期末在庫は1億2540万トンに下方修正されました。
 先月この数字なら下がらんかったでしょう。
シカゴは、強気数字ながらも予想通りでノーサプライズ、事実売りに押されました。