USDA需給報告

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注目の需給報告は、生産高見通しと単収が予想平均を下回る一方、期末在庫が予想平均を上回ったことから、発表直後は弱気とみられましたが、需要の大幅下方修正、特にエタノール及び輸出のそれぞれー1億Bu下方修正に対しておかしいのでは?となり、売り圧力は限定的でした。ドル反落や原油の反発も押し目買いを誘い買い優勢となりました。
USDA需給報告では2011/12年新穀イールドが-4.9下方修正の148.1Bu、生産高が-4億1700万Bu下方修正の124億9700万Bu、期末在庫が-4200万Bu下方修正の6億7200万BUと発表されました。ただ需要全体が、4億Buの大幅引き下げとなり、レイショニングの兆しがでています。
主要州イールド
アイオワ177→167
イリノイ170→161
ミネソタ166→165
ネブラスカ166→160
インディアナ150→145
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クロッププログレス

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シカゴ引け後に発表された9/4時点のコーンのクロッププログレスでは、デントが平年70%に対して71%、成熟率が平年20%に対し18%となりました。作柄状況の良以上の比率は前週比-2%悪化し52%となりました。どんどん悪くなっていますね。シカゴ夜間反発しますか。

米雇用統計

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週末に発表された米雇用統計非農業部門就業者増減は、変わらずとなった。事前予想の7万人増を大きく下回り、NY株価が250ドル以上急落、瞬間円高、金が急騰、WTI原油も急反落。マイナス予想を出してた米国野村の予想が近かったわけだ。東京金の夜間セッションで一時サーキットブレーカー発動、4時の終わりは4640円+114円
オバマさんの雇用対策の演説の期待が高まるだろう。