
USDAは2010/11年度のコーン期末在庫を6億7500万Buと、なんと予想外に据え置き、予想平均の5億9500万Buを上回りました。需要サイドで、飼料向けが-5000万Bu下方修正されましたが、エタノール向けが+5000万Bu上方修正されて相殺となりました。
世界需給では、ブラジル生産高が5300→5500万トンに引上げ、中国消費が1億6400万トンに200万トン上方修正、中国期末在庫が140万トン引下げられ、世界全体の期末在庫は前月比-71万トン下方修正されて1億2242.8万トン(在庫率14.6%)となりました。
この発表を嫌気して週末の国内夜間セッション23時前の引け際やシカゴ朝方は急反落となりました。
ただその後シカゴが切り返し、国内週明けは値を取り返しました。
天候相場入り前のいい買場を提供してくれたかもしれません。