金市況

昨晩のニューヨークの金先物相場は、大幅続落。中心限月2月ものは、-31.4ドル安の1564.1ドルで終了しました。

売り先行で前日安値を割ったあと、イタリアの短期国債入札が順調だったことから、1594ドルまで急回復しました。がその後、換金売りが優勢となりました。

昨晩実施されたイタリア179日物短期証券の入札は、予定通り90億ユーロが発行され、利回りは3.251%と1125日に実施された前回の6.504%からほぼ半分の水準になりました。 応札倍率も1.691倍と前回の1.47倍から上昇しました。

昨晩2330から、欧州債務危機長期化懸念から、ユーロが急落し、ユーロドルは1. 3070近辺から一気に1.2911付近までストップを巻き込んで値を消し、ドル建て商品の金に割高感が生じ、売り優勢となりました。ドル高・株安・原油安の加速で金も3カ月振りの安値に沈みこみました。

ユーロ売り、リスク回避の要因としては、ECBのバランスシートが記録 的な水準まで拡大していることが指摘されています。ECBの発表によると23日時点でのバランスシートは、なんと2.73兆ユーロと過去最大まで拡大しています。金融機関への貸し出しが8790億ユーロまで拡大しており、クリスマス前に実施された3年物資金供給オペが要因となりました。

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国内金も目先9月安値の3851円   を目指しそうですか。                                       

USDA需給報告

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週末USDAから発表された

2011/12年度米国コーン期末在庫を500万Bu上方修正して8億4800万Buとし、予想平均の8億3800万Buを上回りました。

ただ輸出需要は16億Buに据え置き、予想された下方修正がありませんでした。

世界需給では、2011/12年世界コーン生産高が前月比+853万トンの8億6752万トンと大幅引き上げとなりました。米国は据え置きとなりましたが、中国の生産が19175万トンと、前月比+725万トンの4ヶ月連続で大幅引き上げとなり、Eu27カ国の生産も+103.7万トン引き上げられました。消費は8億6861万トンと+205万トンの引き上げとなりました。世界期末在庫は、1億2718.9万トンと前月比+561.9万トン上方修正されました。米国大豆期末在庫も前月比+3500万Buの2億3000万Buに上方修正されました。
おおかた弱材料といえるでしょうか。

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